鋼の眼鏡

主に魔神少女のことと、それなりにやりこんでるゲームのこと。同人活動始めました。

VTuberで思うこと

 vtuberというものが流行り始めた時は完全に乗り遅れ、見るようになったのは今年に入ってから少しした2月くらいだっただろうか。つまりまだ半年以下の素人である。それもホロライブくらいしか見ていないので偏った知識しかない。
 そんな中、自分の居る魔神少女界隈から突如としてvtuberグループが生まれた。
 それまではただ好みで見ていればよかったものが、どうしたら人気が出るのかなどと考えるようになった。しかし考えたところで、それが正しい答えかどうかなどは判るはずもない。
 したがってここでは、主にゲーム配信において『どういうものが見ていて楽しい・楽しくない』という個人的な感想を述べる。

 なお忌憚のない意見になると思われるので、v本人や関係者にはあまり面白くないかもしれないことを断っておく。あんまり見ないで!

 1:ほぼ確実にそうである・重要であると考えること

・ゲームを楽しくプレイすること

 何をおいてもこれである。
 ぶっちゃけこれさえできていれば他の要素は勝手に満たしてくれる。
 しかしこれは簡単なことではない。ゲーム=娯楽なのだから楽しくて当然、なんてことは一切ないのだ。

 まず向き不向きというものがある。どんなに有名で評判が良くても、それは万人に受け”やすい”というだけであって、誰にでも楽しめるわけではない。5歳くらいの頃からゲームをやり続けている俺にだって、あのスマブラさんですらあまり合っていないことを自覚している。
 自分に向かないものを楽しくやるというのは難しい。

 次に難易度の問題がある。ゲームというのは結局はクリアする(目標を達成する)ためのものなので、それに向けて進んでいるかどうかは楽しさにも直結する。
 簡単ですぐに終わってしまったというのならまだしも、難しくて進まないというのは(それが狙いのような壺おじとかでなければ)楽しんでいるようには見えにくい。
 高難易度に挑戦というのならそれはもちろん有りなので、最初にタイトルなんかでそう言っておくのが良いだろう。そうでなくて詰まった場合も、自分で解きたいならはっきり言ってしまえば、視聴者は生暖かい目で見守ってくれることだろう。ネタバレへの牽制にもなる。
 そういうことでもなくただわからなくなってしまったのなら、それはもうさっさと視聴者に訊くなり攻略を見るなりしてしまっていいと思う。お互いに楽だと思う。ヒトは教えたがりなので勝手に満足することだろう。

 そしてこれらを回避するために、事前にプレイしておくのは重要であると考える。
 もちろん初見プレイというのは面白い。面白いのだが、それはちゃんとやれていることが前提である。操作方法の時点で引っかかっていたりすると、(今はあまり無いが)説明書くらい読んでおけとか、なんでこのゲームやろうと思ったのとか、そんな風に思えてきてしまう。
 或いは、(少なくとも配信時間中は)真面目にやりきる覚悟が必要である。
 「他のゲームやっていい?」とか言いながら「タイトル詐欺になるから…」などと続けるのは面白くならない。それならば「合わなかった」ときっぱりやめてしまって他のゲームにしてくれたほうが潔い。

 楽しんでプレイしているならば、無言だろうが(ある程度の)暴言を吐こうがそんなことは大した問題ではない。
 しかしこれがつまらなそうにしていたら、それだけで見ていて楽しくならないのである。そしてそういうことは割と判ってしまう。というかそういう風に見えてしまったらもうダメなのだ。これは視聴者側がどう思うか次第なのでどうしようもないのだが、それでもやっぱり楽しそうかどうかは判っちゃうと思う。

・政治、宗教、社会問題のネタは禁忌

 もしその道の専門家ならば、そういうことは専門のチャンネルで専門に語ってもろて。そうでないならばそれはTVのコメンテイターと同レベルか、色々晒している分まだ向こうの方がマシかもしれない。

 これはそういうことを話すと面倒なことになるとか面倒なのが来るとか以前に、笑えないネタで面白くなるはずがないという単純な話である。これをやってしまった時点でセンスが無いという致命的なことなのだ。
 ホロライブでは、思想やらなにやらは関係の無い新型コロナウィルスですら、見ている範囲ではその一部も口にせず、外出しにくいことを話すにも濁していた。これは本人の配慮なのかそういう指導があったのかはわからないが、少なくともそういう判断のできる運営がされているということである。
 この話はしたところで面白くもなんともなく気が滅入るだけである(給付金でやりたいことなんかは有り)。そういう得の無い損するだけのことをしないという判断ができるのは信頼に繋がる。

 これは完全に余談だが、新型コロナウィルス(感染症)を少しでも省略した場合、そいつには報道という意識は無いことが判る。風評被害を助長している。コロナとつく人・物・会社・太陽・スーパーマリオRPGなどから訴えられて滅ぶべきである。
 こういうことを言わない。

・フレンド登録は慎重・厳重に

 視聴者とのフレンド登録はデメリットが大きそう。

 まず、誰か一人やってしまったら最後、全員を登録しないといけなくなってしまう。さらに漏れでもあろうものならなんか言われる。この時点で手間と損が大きすぎる。フレンドは関係の無いオフラインのゲームをやっていても通知でバレたりするかもしれない。登録しないに越したことはないだろう。

 視聴者参加型はフレンド登録の必要が無いものでやることをおすすめする。マリオカートとかテトリスとか。スマブラもパスのみで検索できるが、勝敗で必ず一旦抜けることになるので多人数を同時に募集するのには向いていない。やるなら対戦する人数のみが部屋に入れるように設定した方が良いだろう。タイマンなら1人だけ、大乱闘なら4人までしか入れない部屋にして、1戦毎に全員出てもらって総入れ替えにするのが公平だろう。それ以上の人数が部屋の中で並んで待っていると、v本人が勝つか負けるかで抜けてしまった時に順番が崩壊し誰が対戦済みなのかわけがわからなくなってしまう。

 もしフレンド登録が必要なゲームでやりたいのなら、その時だけ登録し終わったら全部解除するべきであろう。その際は視聴者のフレンドコードを自分で入力して登録しないといけないのでかなりの手間となる。

・コラボはやり得

 コラボは仲が良ければやるだけ得すると思う。世界はてぇてぇを求めている。急に参戦するのもまた面白いものである。ただソロ配信が全く無いというのは良くないだろう。基本があってのコラボであろう。

 

2:確実というほどではないが、まぁそうやろと思うこと

・無言やちょっとした暴言は気にするほどではない

 無言プレイを気にするvは多いが、それは真剣にゲームをやっていることの表れである。つまり楽しんでゲームをしているのである。問題は無い。まぁ全編に渡って全くの無言ではvである意味も無いが、いくらなんでもそれは機材トラブルくらいでしか起こり得ないので大丈夫。真面目にプレイする君が好き。

 暴言は言葉が汚いということで言われがちだが、あまりに酷い言葉でなければ気にすることではないだろう。
 暴言が出ること自体はやはりゲームを真剣にやってるからこそ起こることである。ゲーム自体に対して言うのは問題は無いと考える。言い方を面白くすれば笑いも取れる。ゲーミングお嬢様的な?読んだことないからわかんない。

 対戦系では相手でなくキャラやシステムに対して吐くのが良い。プレイヤーが悪いのではなく調整が悪いのだ。
 例:擬似確削除しろ ブラスターは滅べ 開発はエアプ

・長時間配信の是非

 結論から言えばこれは『vの好きにするのが良い』ということになるだろう。

 時間が長いほど視聴回数は増える傾向にあるように思う。そして耐久をやると登録者数が増えやすい気がする。根性論は嫌うが根性のある行動というのはやはり受けが良いのだろう。ただこれもやはり楽しんでいることが前提である。
 だがそんなことは関係無く、楽しいのならやりたいだけやればいいというだけの話である。

 長時間配信はアーカイブでも見るのが大変というのはある。全部見ておきたい視聴者には難易度が上がるのもわかる。だがそんな都合はvが考慮することではないだろう。いつ見たっていいのだし、ほぼ毎日やってるものを追い続けるのは時間に余裕がある人でなければあまり現実的なことではない。箱ともなればなおさらだろう。vtuberは娯楽である。無理して追うものではない。応援するなら全部見なきゃいけないなんてことは無いのだ。気軽に諦めるのも大事。
 ただし健康の問題はある。長時間配信をして体を壊したのでは本末転倒だろう。そんなことは誰も望んでいない。若さで乗り切れてしまうのだろうが、おじさんから見ると心配になってしまうのです。

3:どうでもいいこと

 なんか書こうと思ってた気がするけど忘れてしまった。どうでもいいことだったのだろう。思い出したら追記するかもしれない。

 

視聴者側の問題

 ここまでなんやかんや言ってきたが、最も効率よく配信をつまらなく出来るのは実は視聴者である。コメントをブロックしたところで配信画面には表示されていたり、それが無かったとしてもv本人には見えてる。ほとんどどうしようもない。vの士気を下げるのは楽しくプレイするという最も大事な点を阻害する。
 なにより単純に見ていて不快である。配信のコメントはvとのDMではない。好きにつぶやくツイッターですらない。

・ネタバレやそれに準ずる助言、してない振りして丸わかりな匂わせ

 言うまでもなく論外である。説明するまでもないことである。しかし無限に湧くのである。

 わざわざv本人がはっきり言ってるのに、画面にも禁止と書いてあるのに、それでもしてくるんだまじで。まぁネタバレするようなやつがそんなことをちゃんと聞いたりおんだりしているはずもない。これはもう回避のしようがない。配信側がブロックする以外に無いだろう。しかしそれもまたやりにくいこと。それっぽいコメントは読まないように意識から外してもらうしかない。それもまたvの負担になってしまう。
 詰まってヒントを求められた場合は当然別の話である。これには速やかに必要な分だけスマートに情報提供するべきである。できるだけちゃんと調べておこう。
 これは進みそうにないなという風に見えるが助言は求めていない場合、これが難しい。全く見当違いの方へ行こうとしていて、このまま放っておくと確実にgdるという場合は、内容に触れないように少し言っていいかもしれない。そのエリアの探索が不十分なのに全く別の所へ行こうとしてたりした場合とか。移動に時間がかかるものでは特に。これはゲームの難易度の問題でもあるだろう。それほど難しいものでなければ少し時間をかければなんとかなるはず。いずれにしても判断は難しい。

 ネタバレしてませんよ初見ですよ、という振りをした頭の悪いバレバレな匂わせもまじで臭い。知らなきゃその話は出来ないのにバカ丸出しである。致命的に会話のセンスが無いのだろう。

 よりによってアンテでやるとかゲームやる資格無い。

・謎の自分語り、落ち報告、構ってちゃん

 vはお前のために配信しているのではない。vはお前が満足するために使っていいものではない。

 訊いてもいないのに全く関係無い自分のことを唐突に言い放つやべーやつというのは思ったより多く湧く。好きな人と話したいのは分かるが、その話術では嫌われる一方だろう。お前のことなど誰も訊いていないし聞いていない。聞いていないが目にはつく。配信にとって邪魔でしかない。

 寝ます、飯食ってきます、風呂入ります、落ちます。言う必要ある?無いでしょ?一切無いでしょ?確実に視聴者が減るということを報告して何の意味があるの?
 vはMMOで一緒に遊んでる相手でもディスコで会話してる相手でもない。お前が消えたところで何の変化も無い。お前が居ようが居まいが配信は始まり、続き、終わる。黙って消えろ。アリューゼもそう言っている。

 これらは皆、vに構ってほしいという表れである。これは応援ではない。自分の欲求を満たすためにvを利用しているだけである。お前の人生の主役はお前かもしれないが、vの配信の主役はおめーじゃねぇ座ってろ。

・過度のスナイプ

 スナイプとは広義では『vのゲームのマッチングに参加することを狙う』という意味でいいだろうか。参加部屋を作っているなら参加人数に入ること、部屋が無い野良ならマッチングされるのを狙うこと。個人的には後者を指す狭義のものという認識ではある。

 視聴者参加型として部屋を作っている場合、何戦で抜けるとかのルールは事前に決めているであろう。それはそれに従ってもろて。従わないのは論外である。ただの妨害である。ルールを決めずにやってしまうのはv側にも問題があると思う。ちゃんと決めてもろて。

 問題は野良で狙うスナイプである。
 これはシステム的に可能なだけでほとんど運の問題である。それだけに公平でもある。だが同じ人が何度も当ててしまうのは、他の外れた人からしてみたらクソほど面白くないことである。このヘイトはスナイパーだけでなくvにも流れ得るものであろう。成功率が高ければフレンド登録を疑われることにもなろう。実際にそうであるかは判らないのだが、そうであったほうが他の人間にとっては都合が良くなってしまうのだ。運がいいというだけの理由では納得できないものなのだ。ただの馴れ合いにも見えてしまうだろう。馴れ合いは新規が増えないし派閥が違えばそれも減らすことになる。
 vのためを思うならスナイプに成功したら次は他の人に譲ったってや。たのむで。

 ここでスプラが視聴者参加型に本当に向いていないという問題が出てくる。
 スプラトゥーンはナワバリでは抜けない限り同じ面子のまま連戦できる仕様である。つまり一度でもスナイプに成功すればずっと居座ることが可能となるのだ。仕様上可能なことではあるが、そこはファンとしては1戦で抜けるべきだろう。
 さらに厄介なことに、フレンドは合流できてしまうのである。これがどういうことかというと、スナイプに成功すればそのスナイパーのフレンドで部屋を埋めることが可能となってしまうのだ。フレンド合流は試合中から待機できるので、恐らくタイミングを合わせたまともなスナイプより優先的に入れてしまうだろう。
 これまじクソムーブ。荒らしと言っていいレベル。身内であるコア層でやりやがっておじさんはまじで引きました。次やったらもうまじで信用できなくなりそう。
 プラベでやる場合は↑でも書いたようにフレンドが必須となるので手間がすごい。イカはチーム戦のせいか何をやるにもフレンドにならないといけないので視聴者参加型にはとことん向いていないのである。プラベ大会という形でパスのみで入れる部屋を作れてもよかったじゃないか。
 ガチ(リーグ)なら1戦毎にマッチングするのでスナイプも真っ当なものになるしそっちでやってもろて。

 

 他にもv・視聴者ともに色々ありそうだけど、今回はとりあえずこんなもんで。