鋼の眼鏡

主に魔神少女のことと、それなりにやりこんでるゲームのこと。同人活動始めました。

スプラトゥーンの基本的なこと

もっと基本的な、それでいて知らなきゃなかなか気付かないようなことこそ必要なんじゃないかって、いまさら気付いたので書きます。
 いくら初心者だからってそのくらい知っとるわ、っていうことも書いておきます。

塗るゲーム

 スプラトゥーンは塗るゲーム。ガチマッチではルールの目標を達成するゲーム。相手を倒すゲームではない。これが大前提。塗るため・目標のためにキルを取るのであって、敵を倒せば勝てるというわけではない。これはとっても大事。

チーム戦

 全てのルールで4人1組のチーム戦。ブキによって役割はあるけど、勝つための行動をしなければ勝てません。ナワバリでキルばかり狙って敵陣に突っ込んだり、ガチホコでホコを放置して突っ込んだり、あるいは塗るばかりで敵の対処をせず味方がやられ続けたり、やるべきことをやらずに好きに動いていたのでは、他のメンバーに負担が回るだけで勝てません。その時にやるべきことを考えて動きましょう。

味方と一緒に動く

 1対多では勝ち目はありません。自分が多の側になるよう味方と連携しましょう。あまり近くに居ても塗り拡げにくいですが、いつでも合流できるくらいの距離に居ると戦いやすくなるでしょう。
 ただし味方同士はすり抜けられず衝突します。逃げるつもりが衝突して動けずにやられてしまうこともあります。また広い攻撃範囲でまとめてやられてしまうこともあります。密は避けながら孤立しないように行動しましょう。

 敵陣に突っ込むのも基本的には悪手です。無双できるならまだしも、ただ敵陣に居るだけではほとんど意味はありません。袋叩きにされて即帰還となったり、放置されて味方が3vs4で戦うことになったりと得はあまりありません。裏を取れそうですが、警戒されていると成功率はガクッと下がります。

 

メイン・サブ・スペシャルで一つのブキ

 全てのブキには3つの使い方があります。メインのみ、ほぼサブだけ、スペシャルを回す、ブキによってはいずれか手段が特に強いものもありますが、せっかく3つあるのだから使わなければ勿体ないです。何かしらの使い道はあるはずなので、使わないのは使えていないだけです。使い方を覚えましょう。
 ビーコン持ち、おめーらのことだ。

試し打ちをしよう

 知らないブキをいきなり使うのは無理です。実践での使い勝手はやってみなければわかりませんが、ブキの性能は確認しておかなければ使い勝手を確認する以前にどうにもなりません。使ったことの無いメイン・サブ・スペシャルは一度試し打ちをしてから実践で試しましょう。

カメラの設定

 カメラの感度はしっかり設定しておきましょう。ブキによって変えるくらいのものだと思った方がいいです。個人差もありますが、デフォルトの感度は高すぎることが多いと思います。一度下げてみてから遅いと感じたら上げていくといいと思います。
 ジャイロとスティックではジャイロの方が咄嗟に合わせやすくジャンプもしやすいので有利です。しかしジャイロ操作に慣れないならスティック操作でもやれないことはありません。実際スティックでやってます。(それほどエイム力を必要としない筆使いですが)
 Yボタンでカメラの向きをリセットできます。左スティックを入れながらYでその方向に向かってリセットします。振り向きに便利です。

散歩をしよう

 ロビーでレギュラーマッチ(フェス)・ガチマッチ・リーグマッチに合わせてYボタンを押すとステージを散歩できます。ステージのどこが通れてどこが危なくてどういう仕掛けがあるかを知らないというのは、それだけで大幅な不利となります。散歩をして確認しておきましょう。
 特にガチマッチではルール毎に地形が微妙に変化します。エリアの場所、ヤグラの進路、ホコのルート、アサリの湧きポイント、などそれぞれの目標がどうなっているのかも把握しておきましょう。

塗り方

 前を向いて撃ちましょう。初心者は下を向きがちですが、正面を向いて撃つのが最も塗り効率が良くなります。下を向いていては周囲もよく見えません。足元や細かく塗る場合を除いては前を向きましょう。
 一部を除く弾を撃つタイプのブキでは基本的に『正面に撃つ→撃ちながら下を向く』で綺麗に真っ直ぐ塗れます。ただ前にだけ撃つと隙間が空いてイカダッシュが引っかかったりするので、しっかり塗りたい時は正面に撃ってから下を向くと良いです。

 ブキによっては撃ちながら横に移動することで綺麗に四角く塗れます。射撃中の移動速度が速いと逆に塗れなくなったりします。ブラスターのような直線+爆風の場合、射撃間隔が長くて直線部分に隙間が空き、それでいて爆風部分が重なってあまり上手く塗れません。そういうブキでは真横ではなく斜め前に進みながらだと無駄を減らせます。

インク回復はこまめに

 インクが無くなるまで撃ち続けるのは危険です。インクが切れると逃げる以外にやれることは無くなります。退路をちょっと塗られただけでもう何もできません。戦闘中にインクが切れることはよくありますが、そうならないように立ち回ることで生存・撃破に繋がります。戦闘中でもイカ移動を挟んで回避することにより回復し長く戦うことができます。
 サブウェポンはインクの消費量が最低でも40%、スプラッシュ・キューバン・カーリングボムは70%も消費します。この消費量はインクタンクにラインが引かれています。サブを使うとメイン射撃が出来るのはその残りの分しかありません。考えて使いましょう。
 インクはインクを消費する行動をしなければ少しずつ回復していきます。自分の色のインクに潜っていると早く回復します。またスペシャルを発動した時に全回復します。その時に最適な方法で回復しましょう。

クリアリングをしよう

 敵が潜んでいないか確認することをクリアリングと言います。スプラトゥーンでは自分の色のインクの中で動かなければ敵からは見えなくなります。そこへ迂闊に近付けば先制されてなにもできずにやられてしまいます。敵の色で塗られている場所へ行く場合は、ボムを投げたりして敵の有無を確認しましょう。曲がり角や物陰に潜んでいることもあります。
 ボムが無い、さらに射程も短いブキとなるとクリアリングが難しくなります。少なくとも手前の塗りを確保してすぐに動けるようにしておきましょう。真っ直ぐ突っ込まないことも大事です。自分が隠れるならどの辺りかを想像してみると良いでしょう。

敵の死角に入る

 最も敵を倒しやすい状況は、敵に自分の存在を気付かれていない時です。人間は気付いているものにしか反応できません。見えないところは把握できないので、死角に入ってしまえば気付かれずに攻撃できます。ただし音やマップの塗り状況から判断することは可能です。近付くための塗りやボム、スフィアの音など見えない場所からの情報は意外と多いです。それらを出来るだけ悟らせず、また自分も見逃さないように注意しましょう。

射程を見極める

 基本的に射程が長い方が強いです。短い方は届く距離まで近付かなければなりません。その間は撃たれ放題ということになってしまいます。あまりにも射程に差がある場合は逃げましょう。ボムなどメイン射撃より遠くへ攻撃できる手段があればそれを使いましょう。それだけでは倒すのは難しいのでやはり逃げは選択に入れておきましょう。


イカで移動する

 歩くのとイカダッシュとでは速度が全然違います。塗れない場所は歩くしかありませんが、射撃中でもないのに塗れる場所で歩く意味は有りません。敵から丸見えです。塗ってイカ移動が基本です。

立ち止まらない

 スプラトゥーンはシューティングです。止まっていては的になります。潜伏などの止まることが必要な場面以外では常に動いていましょう。ただし単調な動きでは移動先を読まれて撃たれます。敵に狙われていることを常に意識しましょう。

マップを見る

 やられた時だけでいいのでマップを見ましょう。どこから攻めるべきか、どこが押されているか、敵・味方はどこにいるか、次にどう動くべきか。マップを見なければ分かりません。自分を倒した相手を見ることは、潜伏するかどうかなど多少意味もありますが、マップを見た方が情報量は遥かに多いです。
 もちろん戦闘中に見られるようになるとより良いです。

煽らない

 煽る得はありません。損はします。そんなことをしている暇があったら動きましょう。相手が煽ってくるようならそいつは立ち回りがなっていないザコです。偶然取れただけのキルで無駄な時間を使っています。そんなものを見る必要はありません、マップを見ましょう。そして勝ってやりましょう。煽っておいて負けることほど恥ずかしいことはありません。
 そんな煽りイカが味方になったとしたら、チーム全体が損をします。ブロックしましょう。ただしブロックは300人までしかできないので、長くやっていると埋まります。古い方から解除していきましょう。どうせもうやめているでしょう。
 煽りは倒した相手だけでなく、味方からも見られています。味方に居ることもとても残念なことです。ブロックしましょう。
 身内プラベでならいいけどね。

スーパージャンプは慎重に

 マップから味方のイカを選んでAボタンを押すと、そのイカに向かって跳んでいけます。長距離移動にとても便利ですが、ジャンプの着地点とタイミングは敵からも見えてしまいます。ジャンプ先の安全が確保できていなければ狩られます。時間やカウントがギリギリで跳ぶしか無い場合もありますが、基本的には最前線の味方に跳ぶのは危険です。跳ぶなら高台や復帰中の前線少し手前の味方にしておきましょう。自陣の塗り残しを塗りながら前線へ復帰するのも良い選択です。
 マップを見て状況を確認した上で跳ぶか走るか選びましょう。なおスーパージャンプ短縮のギアパワーを付けていない場合、ジャンプには約4秒かかります。つまり走って4秒より遠くまで跳ばなければ意味はありません。

リスポン戻りも慎重に

 マップを開いて十字ボタンの下を押すとジャンプ先にリスポン(スタート)地点を選べます。X→下→Aと最速で安全な場所を選択して跳ぶことができます。これをやられてしまいそうな時に咄嗟に出来ればやられずに復帰できます。
 しかしジャンプまでには時間がかかるので、間に合わないことも多々あります。スーパージャンプ短縮のギアパワーを積めば安全性は増します。これはやられるくらいなら戻った方がマシということで、倒せるなら倒した方がもちろん良いです。また相討ちでも人数的な有利不利は変わらないし、相討ちになってでも止めた方がいい場合もあります。時間的に戻ってる場合ではないこともあります。ただ逃げるのではなく状況を判断して動きましょう。

 最もやってはいけないのが『マルチミサイルを撃つためにリスポンへ戻る』ことです。ミサイルは遠くから撃てば敵全員をロックオンしやすいですが、ただ全員を攻撃すればいいというスペシャルではありません。ミサイルはただ撃っただけでは、相手の塗り返せる面積を広げてスペシャルポイントを献上することになります。さらにリスポンへ戻って撃ってまた戦線に復帰するまでは味方は人数が不利になります。得はほとんどありません。いわゆる『ミサイルマン』にならないようにしましょう。

ビーコンについて

 スーパージャンプと比べてビーコンの使われなさといったら悲しくなるほどです。
 まずビーコンの使い方。ジャンプと同じようにマップを開いて、通常と同じ操作(ジャイロか右スティック)でビーコンに照準を合わせてAボタンでビーコンに跳びます。同じ操作で味方に合わせると味方に跳んでしまうので注意しましょう。
 ジャンプの照準は外しても最後に合わせたものを維持します。ビーコンに合わせた後でマップの外に照準を持っていってしまえば、移動してきた味方にターゲットが移ってしまうことはなくなります。外へ持っていく時に味方に触らないようにしましょう。

 ビーコンは正しく運用されていれば、自陣側に置いてあるはまず安全である。ビーコンは周囲の敵を感知する機能もあるので、それに映っていなければまぁ大丈夫。
 物陰でもなんでもないところや敵陣に置いてあるビーコンに跳ぶのは注意が必要。特になんでもないところにあるものは、Rボタン誤爆で置いてしまっただけだったり索敵のためだったりで跳ぶためのものではない可能性が高いです。敵陣のものは相手の裏を取るのに便利ですが、敵陣のど真ん中に跳んでしまうのでそれだけで危険ですし、敵が壊しに向かっている可能性もあります。
 敵の裏を取るというのは表から敵を押さえていないと効果はあまりありません。状況をしっかり把握していないと取るべき行動ではありません。裏ビーコンを一番使いやすいのはビーコンを置いた本人です。表を味方に任せて自分は裏から崩すという行動を狙っていて、味方には表から行ってほしいと思っているはずです。使っていけないことはありませんが、ビーコン持ちと同時に使ってしまい2人で裏という状況は表が崩れます。裏ビーコンを使うのはビーコン持ちに任せてしまった方が無難です。

カモン・ナイス・ヤラレタ

 よくカモンするイカが居ますが、大抵は自分の状況しか見ていません。突っ込んで周囲に敵が居ないからカモンするというのが多いです。他の味方はその時3vs4で戦っています。逆に戻ってこいの意味で味方からカモンされるのが落ちですが、それでも戻ってこないイカもザラです。
 カモンの使い所は難しいのです。正しく使えていないイカが多いので無視されがちでもあります。味方が全滅して自分だけ残った時に、安全な場所へスーパージャンプを誘導するのにカモンする、敵陣を総崩れにさせホコが進める状況となったのでカモンする、など適切なカモンを心がけましょう。ぶっちゃけ使わなくてもいいです。

 ナイスは無理に押す必要はありません。士気を上げたり連携が上手く行った喜びを表現するのに使うと楽しくプレイできますが、ナイスは左手をスティックから離さなければならないということを忘れてはいけません。その間は移動ができないので危険ですし、開幕ナイスも初動が遅れます。ひどいとナイス動作が終わるまで動かないイカも居ます。ただ移動しながらなら右手で押したりもできますがやはり隙はできます。余裕のあるときだけにしておきましょう。
 ナイスダマへのナイスも同様です。ナイスダマは使用者自身のナイスによるチャージがメインです。味方からのナイスは5回までしかカウントされません。ナイスを送った味方はスペシャルゲージが増加しますが、送るたびにチャージ量とゲージ増加は半減していきます。最初の1回の比重が大きいので1回だけ送っておくというのも有りです。

 ヤラレタは敵が生きていたらとりあえず1回押しておきましょう。相討ちならそこにもう敵は居ないので押さなくていいです。敵が自陣に入り込んでいたり裏や横を取られる位置だった場合は連打して知らせましょう。

サーモンランのススメ

 初心者はできるだけバイトをこなしましょう。序盤に枯渇し勝ちなお金やチケットやギアパワーのかけらを稼げます。お金は普通のバトルをやっていれば貯まっていきますが、他のものはバイトが効率よく稼げます。
 さらに非売品のレア3ギアをもらえます。メインパワーはランダムなので頑張れば好きな見た目とメインを揃えられます。ブランド(サブパワーの付きやすさ)はクマサン商会なのでどれでもなく気にしなくてよいのも使いやすいです。序盤では装備を買うお金も無いので、タダでもらえるのはとても助かります。
 ブキは決められた4つからランダムで使うことになります。そのため慣れないブキでやることにもなりますが、使ったことの無いブキを試すチャンスでもあります。サブはスプラッシュボムで固定、スペシャルは4種からランダムと実際のブキと構成は変わりますが、ちゃんと動く敵が相手なのでメインを試すには試し打ちより実践的です。
 バイトでも味方との連携は重要です。状況を見て適切に動くことの練習にもなるかもしれません。

ヒーローモードのススメ

 全て種類の基本ブキを使うことになるヒーローモードも練習になります。アクションステージなのでイカ自体の扱いになれるためにも有効です。ただそれなりに難しい造りでもあるので頑張りましょう。タコゾネスが相手のステージで練習してもいいかもしれません。

買い物はブキから…かな

 装備は日替わりなので全て揃えるには時間がかかります。ほしいメインパワーのギアが売っているとも限りません。ブキはランクが上がるごとに解放されていき、ランク30で全てのブキが買えるようになります。自分に合ったブキを見つけるためにも出来るだけ揃えていきましょう。色んなブキを使ってみるのも楽しいです。
 装備は最終的にはブキに合ったものを作ることになります。ドリンクやクリーニングやかけらを駆使しないとなかなか完成品は揃いません。これにはお金やチケットが必要になり、なにより経験値のためにプレイ回数が必須となります。最初のうちは汎用性の高いメインパワーの装備をいくつか買う程度で良いでしょう。バイトで狙ってもいいです。

フェスもやろう

 もうフェスは終わっていますが、まだ復刻や記念フェスがあったりします。サザエを入手するにはランクを上げるかフェスに参加するしかありません。出来る限り参加してえいえんまでやりましょう。ランクでもらえるサザエの数が増えていきます。
 サザエは装備にサブパワーのスロットを増やすのに使いましょう。スロットが埋まっている場合はサザエ1個でランダムに入れ替えてもらえますが、ガチャです。スロットを埋めるのは経験値を稼げば埋まりますが、スロット自体を増やすのはサザエを使うしかありません。気に入った見た目・メインパワーの装備にスロットを3個まで空けるために使いましょう。

まじめにやる

 遊びこそ真面目にやる。これが一番大事なことです。
 最初はみんな下手です。しかし勝利に向かって真面目にやっていれば必ず上達します。勝てないからといっていい加減にやっていたら上達なんてしません。負け続けます。
 負けが濃厚でも諦めず最後まで戦いましょう。可能性が残っていることもあります。それを事前に捨てるのは、味方全員に可能性を捨てさせることになります。
 プラベで遊ぶのでなければ、フレンドと一緒にやる時もちゃんと勝利を目指しましょう。

 稀にやむを得ず放置することもあるかもしれません。そういう場合はどうしようもないですが、出来る限りプレイしましょう。これは他のプレイヤーにも起こりうることでもあります。放置に対して動くようカモンすることに意味はありません。プレイヤー本人かやる気がそこに無いのです。放置は放置してやるべきことをやりましょう。やむを得ない離席だったなら戻ってきてなんとかなるかもしれません。
 回線落ちが放置に見えることもあります。回線は落ちてるのに見た目には残っていることがあるのです。それこそ本当にどうしようもないので、放置を動かそうとするのはどんな場合でも無駄です。