ビーコンのすゝめ ①.⑤
前回の最後、『ビーコンのここがダメ みんな使ってくれない』などとオチに使ったが、事実これは由々しき問題である。
ビーコンは緊密な連携を前提にすれば戦略兵器足り得る性能を秘めているが、実際はそこまで上手くはいかない。チームリーグでボイチャで個々の練度があって…と条件は厳しい。ペアリーグでは半分は野良だから、ビーコン使用を期待できるのは自分と相方だけだし、ただの野良ガチなら自分だけということも少なくない。
その場合、戦術として単騎で使うことは出来るが、それは他の武器でサブを絡めたコンボを決めるようなものなのだ。しかもビーコンは事前に設置しなければならないし、破壊される恐れもある。
そしてビーコンの価値は、”戦闘発生前にしか発揮されない”。
そこが他のサブとの一番の違いである。
ビーコンを使って復帰時間を短縮し、進軍される前に接敵足止めできたとしても、そこで起きる戦闘には(紙程度の盾にはなるかもしれないが(インクの無駄だが))何ら寄与しないのである。戦況に対しての効果はあるものの、戦闘そのものには影響力は無いのだ。ビーコン持ちの戦闘力は他のサブ持ちと比べるとどうしても低くなってしまう。
つまりビーコンは、”自分以外の味方が使ってこそ真価を発揮する”サブなのである。
ビーコン持ちが自分一人で使うことに意味が無いわけではないが、味方が使うかどうかによってその効果は段違いのものになるのだ。
跳んで
あ、チャージャーとかの長射程武器さんはビーコンよりもっと手前で戦うべき場面も多いので気をつけてください。